高知県議会9月定例会が開会し、南海トラフ地震対策の強化や高知ユナイテッドSCのJリーグ昇格を後押しするための事業費を含む、およそ49億3800万円の補正予算案が提出されました。

19日開会した県議会9月定例会に、県は一般会計の総額でおよそ49億3800万円の補正予算案を提出しました。

補正予算案には住宅の耐震化を推進するための事業を含む南海トラフ地震対策の強化に14億4000万円あまり、サッカーJFL高知ユナイテッドSCのJリーグ昇格を後押ししようと、高知県高知市の春野総合運動公園の照明をLED化してJリーグの基準を満たすための整備事業費に3億1900万円あまりを計上しています。

また、濵田知事はパリオリンピック™、パラリンピックでメダルを獲得した県勢4人の選手に県民栄誉賞を授与することや、高知市内でのパレードの実施や祝賀会を開催する考えを述べました。

(高知県 濵田省司 知事)
「今回の快挙は県民の皆さんに夢と希望、そして感動を与えると同時に高知のような小さい県でも頑張れば金メダルをとれることを身をもって示してくれた」

県議会9月定例会は10月11日まで開かれ、9月26日から一般質問が始まります。