小学生が水泳の授業中に死亡した事故を受けて、高知県教育委員会は2025年度から教員を対象にした研修会を開く方針です。
2024年7月、高知市の中学校のプールで行われた小学校の水泳の授業で、4年生の男子児童が溺れて死亡しました。高知市は8月から専門家による検証委員会を開いていて、年度内に報告書をまとめることにしています。県教育委員会の長岡幹泰(もとやす)教育長は、この調査結果などを参考にし、2025年度から、初めて小学校の教員を対象にした、水泳授業での安全管理についての研修会を開くことを明らかにしました。効果的な監視方法や、子ども同士で安全を確かめあう「バディシステム」などについて実技研修を行う考えです。
(県教育委員会 長岡幹泰 教育長)
「監視をするにあたっては、どの位置で見ることがより全体を見渡すことができるのか。点呼はどの程度やればいいのか。そういった内容はより突っ込んで、質を上げるような内容はより突っ込んでお話ができるんじゃないか。お話をしたいなと考えています」










