高知で踊りを披露する「中央大学 一期一笑」のメンバー(12日・高知市)

チームを不安の渦に巻き込んだ、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の発表。それでも、「一期一笑」は、高知に来ることができたメンバー全員が前を向き、東京にいるメンバーの分まで、全力で踊りを楽しんでいました。

高知で元気いっぱい躍動した「中央大学 一期一笑」(12日・高知市)

■「中央大学 一期一笑」宇田川勇哉さん
「いつ来ても、いつ踊っても本当に楽しいですし、来年も来たいと思っています。絶対、来年も、『何があっても開催してほしいな』という思いがあります」

■「中央大学 一期一笑」小田彩亜矢さん
「3年目なんですけど、何回来ても楽しくて…。本当に、『今日が最後』というのが、2日間しか踊れなくて悲しいぐらい、"超、楽しい"です」

■「中央大学 一期一笑」代表 山下葵さん
「よさこい、3年間やってきたんですけども、この時が『人生で一番輝いているときかな』と自分自身も思いますし、一人一人が主役の『一期一笑』なので、踊っていなかった人も、『この鳴子を通じて来ている気持ちは一緒』というところを、踊りを通じて、皆さんに伝えられたらいいなと思っています」

東京にいるメンバーの思いを胸に懸命に踊りきった「中央大学 一期一笑」

地震への「備え」「注意」が呼びかけられる中での"異例の開催"となった、本場・高知の「よさこい祭り」。高知県内外から出場した、1万7000人の踊り子たちの様々な“思い”が交錯した4日間が、幕を閉じました。