隊員の負担軽減へ、今治消防が電動ストレッチャー搭載の救急車を導入しました。ボタンを操作で、けが人などの収容ができるようになります。

今治消防が導入した、最新式の救急車。目玉は「電動ストレッチャー」です。

これまでの救急車だと、けが人などをストレッチャーで載せる際、3人の隊員が必要な上、負担も大きく腰などを痛める隊員も多いということです。

この電動ストレッチャーならば1人で可能です。

実演では、女性の救急救命士がボタンを操作し、1人で体重110キロの隊員を救急車に載せました。

今治消防警防課・越智仁美救急救命士
「傷病者のストレッチャーからの転落の危険性のリスクを軽減し、隊員の身体的負担軽減に繋がると考えている」

今治消防西消防署・谷口涼子救急救命士
「かなり体力的な負担が(電動で)補完されているような印象を受けた。すごく助かる、メリットが大きいものと感じる」

また、愛媛県内で初めて活動内容を知らせる電光表示板も設置されています。

今治消防で今後、全ての救急車を電動ストレッチャー搭載型に更新する予定です。