難病を患いながらも、点描という点の集まりで絵を描く西条市出身のアーティストやまじみすずさんの作品展が松山市内の美術館で開かれています。
西条市出身のアーティストやまじみすずさんは脊柱管が狭くなるなど複数の難病を抱えながら、創作活動を続けていて、会場のミウラート・ヴィレッジには38点の作品を展示されています。
やまじさんの作品はペンや色鉛筆などを使い点の集まりで絵を描く技法「点描」が特徴で、今年5月には歴史あるイタリア・フィレンツェの「ダンテの家」でも個展を開催しました。
やまじみすずさん
(Qオススメ作品は)
「産霊(むすひ)・~縁(えん)~という作品になります。不思議な手の出ているところの点の置き方とか微妙な色のグラデーションを見て頂ければ嬉しい」
この他2018年に発生した西日本豪雨の記憶を風化させないようにと被災した14の府県名をデザインに取り入れた作品や、今治タオルとコラボしたハンドタオルの原画も展示されています。
この絵画展は来年1月26日まで開催されています。
やまじみすずさん
「たくさんの方に見ていただきたいと思っています。どうかみなさんミウラートビレッジまでお越しくださーい」