愛媛尽くし、タイルは36センチ?…奥ゆかしくてにくい演出だった

(JR四国 高松機械建築区・和氣 佳紀 助役)
「まず内装材につきまして、コンコースや待合室で使用されている材木は、愛媛県産のスギとヒノキです。こちらのコンコースの格子天井につきましては、愛媛の伝統織物『伊予絣』の『井桁模様』をモチーフにデザインしております。こちらの天井が1階から2階に向けて連続することで、お客様の動線方向を視覚的に作り出す狙いがございます」

凝った意匠の天井

「また、お客様用トイレなんですけども、壁面のタイルは愛媛の伝統工芸品の『砥部焼』を使用しております。タイルの形状につきましては、俳句短冊と同じ寸法、縦36センチ、横6センチの形状を採用しております。あと、カラーは、伝統的な青磁の青色と、ミカンを連想させるようなオレンジ色の、2色のタイプで愛媛らしさを表現しております」

タイルは俳句の短冊と同じ寸法です