帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県西条市のタオルメーカー「星野タオル」が12月22日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。
同社は1977年創業。
長年、県外の問屋等を対象に各種タオルの製造販売を手がけてきました。
得意先からのリピート受注も確保し、一定の事業規模を維持していました。
しかし、同業者との競争激化もあり、資材費の高騰分を販売価格に十分反映できず、収益は低調に推移。
さらに製造を担う主力の従業員の退職で、受注対応が困難となっていました。
金融機関からの借り入れなど負担が重くのしかかる中、人員確保にも苦戦。
先行きの見通しが立たなくなったことから、今回の措置に至ったとみられます。
負債は推定1億4000万円です。








