2024年9月29日に開業する、新しい松山駅。
約1か月先行して、その内部が報道陣に公開されました。
駅舎の構造は南北に長い2階建てとなっていて、1階に店舗や改札が、2階には待合所やコンコースが、そしてホームは建物の屋上部分に設けられる高架駅となります。
JR四国では初となる「ウォークイン改札」や「男女共用トイレ」なども設置されたほか、随所に愛媛らしい工夫が多数施された駅舎。
そこに込められた熱い思いとは。
携わった担当者が語った言葉をたっぷりお届けします。
◇◇ホーム階(建物屋上部分)について
特急専用ホームと普通列車ホーム、高さが違った
(JR四国 松山工事所・安村 勇亮 所長)
「今こちらに立っておりますのが、東側のホームで、1番乗り場と2番乗り場という形になります。主に特急列車の乗り場となっておりまして、岡山・高松方面の特急『しおかぜ・いしづち』が1番乗り場、宇和島方面の特急『宇和海』が、おおむね2番乗り場の仕様となります。
(向かって)反対側のあちらのホームが西側のホームでして、3番乗り場、4番乗り場となりまして、こちらは主に普通列車の乗り場ということになります」
「こちらの1番2番ホームにつきましては、ホームの高さが、レールの天板、レールの上端から1100ミリとなっております。
3番乗り場、4番乗り場につきましては、920ミリとなっておりまして、こちら新しい松山駅の1番乗り場、2番乗り場につきましては、従来の920ミリより少し高い1100ミリとなっておりまして、列車乗降口との段差が小さくなりまして、より安全にご乗降頂くことができるような形になっております」








