気象庁によりますと、南予では、引き続き28日夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。東予では、29日明け方にかけて土砂災害に十分注意してください。(1時間ごとの雨の予想は画像でご覧いただけます)。
愛媛県では、28日夜遅くにかけて、落雷、突風に注意してください。
気象概況
梅雨前線が華中から西日本を通って東日本にのびており、前線上の若狭湾付近には低気圧があって東へ進んでいます。29日朝にかけて低気圧は東日本に進み、梅雨前線が29日にかけて、西日本にのびる見込みです。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、愛媛県では大気の状態が不安定となっています。
また、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、今後は少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
令和6年4月17日の豊後水道の地震で揺れの大きかった地域では、地震前と比べて、少ない雨でも土砂災害が起こりやすくなっています。
降り始めからの雨の実況
降り始め(22日09時)から28日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
▼内子町獅子越峠 215.5ミリ
▼西予市宇和 194.0ミリ
▼大洲 167.0ミリ
▼八幡浜 161.5ミリ
▼久万高原町久万 159.5ミリ
雨の予想
南予では、28日夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。東予では、発達した雨雲が停滞した場合には警報級の大雨となる可能性があります。
28日18時から29日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
▼中予 30ミリ
▼東予 30ミリ
▼南予 40ミリ