世代を越えて絵本を楽しむことのできる展示会が、26日から愛媛県砥部町内で始まりました。

「絵本とわたしの物語展」には、懐かしの絵本や、珍しい世界の絵本など、およそ250種類・600点が並び、手に取って読むことができます。

こちらは、実際に出版されて流通している絵本の中では最も大きいとされるもので、そのタイトルもずばり「世界一大きな絵本」。高さ61センチ、幅は41センチで、日常の風景が鮮やかに描かれています。
一方で、ギネス記録を持つ世界で最も小さな絵本も。その大きさは実に0.7ミリ程度、四季の草花が掲載されているそう。

誰もが一度は見たことのある有名な絵本の並ぶ隣には、読んでいた当時を思い出すような、懐かしさを覚える風景も再現されていて、大人から子どもまで幅広い世代が楽しむことができます。

(来場者)
「すごく楽しそうできれいな絵本とかいろいろあったので楽しみです」
(なにか読んでみたい絵本とかありましたか?)
「はじめてのおつかい」
(来場者)
「これから子どもたちにいろんな本を読んであげたいので、そういう本を探していきたい」

主催した榎本信彦実行委員長は、「世代を超えて人との繋がりを育んでいく機会になれば」と開催の意義を語りました。

この「絵本とわたしの物語展」は、11月4日まで開かれています。