愛媛県今治市でピアノ教師の女性が殺害された事件で、松山地裁は31日、殺人などの罪に問われている男に対し、懲役22年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、愛媛県西条市樋之口の無職・榊原正道被告(35)です。
判決などによりますと、榊原被告は、去年1月26日、今治市松本町のピアノ教師・冨田小雪さん(当時64)の住宅に侵入し、包丁で首を数回切りつけ殺害したとして殺人などの罪に問われています。
松山地裁で開かれた判決公判で、渡邉一昭裁判長は、「突発的とはいえ、強固な殺意に基づいて5回切り付けた」と認定しました。
その上で「動機に酌量の余地はなく刑事責任は重い」などとして、懲役22年の判決を言い渡しました。
求刑は、懲役25年でした。
なお、判決を受け弁護側は控訴する方針だということです。
			
 
           
   
  







