13日夜、「西条まつり」をめぐり関係者同士の間でトラブルによる集団暴行事件があり、合わせて6人が顔や頭などにけがをして病院に搬送されていたことが分かりました。
消防によりますと、現場は愛媛県西条市樋之口の北浜連合自治会集会所で、13日の午後10時ごろ、「複数人のけが人がいる」と通報があり、30代から50代までの男性6人が顔や頭などにけがをしていて、病院に搬送されました。詳しい容態はわかっていませんが、意識はあったということです。
祭りの関係者によりますと、集会所にみこしの関係者数人が集まっていたところに、近隣のだんじりの関係者ら30人以上が押し掛けてきて、暴行を加えてきたということです。その際、包丁やアイスピックなどを所持した人物もいたという情報もあります。
「西条まつり」をめぐり、地域間でのトラブルがあったとみられていて、暴行に関連するだんじりはその後、解体されたということです。
警察は、詳しい経緯を調べる一方、「西条まつり」の警備体制を強化する方針です。