「ヒトデ」が放つ強烈な匂い シカは近寄れない?
ヒトデは貝を食べたり、漁をする際に網に大量にかかったりするなど、漁業の邪魔になり海の「厄介者」と呼ばれています。

しかし、山では!
(松久幸義理事長)「あれが2年前の6月の植樹の後に、つるしたもの」
おととしの植樹の際に、試験的にヒトデをネットに入れて木につるしたところ、3か月間はシカが寄り付かなかったといいます。

(松久幸義理事長)「独特のにおいだと思う」
ヒトデには強烈な臭さがある上に、乾燥させるとさらに悪臭を放つと言い、シカはその臭いを嫌って来なくなるのでは…というのです。

手応えを感じた大野町の皆さん。ことしからは大野町の里山で本格的にヒトデを活用することに。きょう中部空港で、常滑市の鬼崎漁協が駆除したヒトデの一部、約20キロを受け取りました。
