「営業列車で頻度の高い検査」

上下線で合わせて1000キロ以上ある東海道新幹線。

現在は職員が線路上を歩いて点検していますが、このシステムではカメラで撮影したデータのうち、異常を検知した場所のデータを事務所で確認するだけ。

こちらも大幅な負担軽減につながります。

(大石)
「高速走行かつお客さんを乗せながら、上も下もずっとチェックをしているということですか?」

(JR東海 丹羽俊介社長)
「はい、そうです。営業列車で一連の検査をリアルタイムで行うことができる。ドクターイエローで走行するよりも頻度を高く検査をすることが出来るので、より安全かつ、安定的に運行が出来る。そういったことを目指している」

今回取材した検査技術は、JR西日本が所有するドクターイエローの引退が予定されている2027年ごろに導入される予定です。