辻さんは、ファームリーグへの参加が正式に決まる前から、参加を見据え選手集めに奔走していました。

辻和宏 取締役 総合営業部部長 兼 編成部部長
「『ファーム参加』について申請を7月末に出させてもらって、ちょうど同じ時期に編成も進めていた形。どれぐらい集めればいいか、どのぐらいのレベルの選手が興味を示して、うちのチームに来てくれるかっていうのは、なかなか見えない部分」

10年担当してきた中で、これまでにない難しさを感じながらの編成だったそうです。

橋上秀樹 監督
「編成担当の人間がいろんなところを回って、選手獲得に動いてくれた」

今季、オイシックスの選手は27人から43人に増えました。

一方、選手数も増えたことで課題となってくるのが『運営資金の確保』です。

辻和宏 取締役 総合営業部部長 兼 編成部部長
「ドカ雪が降りましたね。想定していた以上に降ったので、時間がかかっちゃいました」

年の瀬が迫り、激しい雪が降ったこの日。辻さんは「営業」担当として新潟県内各地を回っていました。向かったのは、2018年からスポンサーを続けている新潟市西区の寿司割烹店です。