連日、地震の被害の映像を目にしたり実際に大きな揺れや被害を経験したりした、子どもたちの心のケアも重要になってきます。
新潟県の精神保健福祉センターによりますと、子どもたちは心の痛手を上手に言葉で表現することが難しい場合があり、さまざまな形で影響が現れるケースがあるそうです。
例えば「必要以上に恐がり音などに敏感になった」、「落ち着きがなくなり、はしゃぎすぎるなど集中力がなくなる」、「繰り返し怖い夢を見る」などの様子が見られたら注意が必要です。

そうした子どもたちのために大人ができることとしては、「生活リズムを取り戻し、心を回復させる」ことです。
栄養のある食事を心がけ、子どもが眠れるように心を配ってください。
次に「子どもが安心できるように」してください。
言葉だけではなく、抱きしめたり、一緒にゆったりと過ごしたりするのも良いそうです。
また、「子どもが話したいときはじっくり聴いて」ください。
話したがらない子どもには無理やり聞き出そうとせず、「話したくなったら、いつでも聴くよ」と伝えると良いということです。
