新潟県内ではクマの目撃情報が相次いでいます。
山沿いのエリアを中心にクマが多く出没していて、警察や地元の自治体が注意を呼び掛けています。
警察によりますと、3日午前1時15分ごろ、湯沢町土樽の県道で体長1メートルほどのクマを目撃したと通りかかった人から通報がありました。その後、クマは立ち去ったということですが、付近は民家のすぐ近くで、警察や湯沢町役場が注意を呼び掛けています。
また、午前6時半ごろには南魚沼市田崎で田んぼを走る体長1.5メートルほどのクマが目撃されたほか、午前7時ごろには村上市瀬波上町のJR羽越線の線路上でも体長0.5メートルほどのクマ1頭が徘徊していると目撃情報がありました。このほかにも胎内市や阿賀町などでも目撃情報があるということです。
今年、新潟県内では2300件以上の出没情報が寄せられていて、12人がクマに襲われけがをしています。新潟県は以下の点に注意するよう呼び掛けています。
○ 地域のクマ目撃情報を確認し、クマのいるところには近づかない
○ 複数で行動し、ラジオや鈴など音の鳴るものやクマ撃退スプレーを携行する
○ クマの活動が活発な早朝や夕方の入山を避ける
○ クマのエサとなる生ゴミや不要となった果樹(柿、栗など)を適切に処分する
○ クマに出会ったときは慌てずにゆっくり後退する
○ クマに襲われた場合、地面に伏せて頭・首・腹を守る(両手で首の後ろをガード
する)










