新潟県内の高校でホッケー部があるのは、西蒲区にある巻高校と巻総合高校の2校のみ。ホッケー競技のできる環境は少なく、駒形歩久選手のように新潟県外に進学する選手も多いのが現状です。

駒形選手と同じ社会人チーム『新潟CREA』に所属する新潟県ホッケー協会の石橋大我さんも、高校に進学する際にこんな経験がありました。

【石橋大我さん】
「ホッケーのない高校に進んだけど、やっぱりホッケーをするために高校を入りなおした。勇気と葛藤がありましたね」

新潟県内で「どこでもホッケーができる環境を作りたい」と、普及活動に取り組んでいる人がいました。
新潟県ホッケー協会の普及部専門委員会委員長として活動しながら、小学生チームの指導にも関わる小林勝規さん(52歳)です。

【小林勝規さん】
「新潟国体の時が選手の強化もすごいピークだった頃なんですよ。その後は少しずつやっぱり選手が離れていったり、行政の関わりもちょっと希薄になってしまったりと…」