新潟県内には、いわゆる「新潟5大ラーメン」がありますが、現在はさらに種類が豊富になっていて、一人一人の舌にあったラーメンがあるということです。

また、客層も変化しているそうで…
麺屋粋翔 古町別邸 小泉翔太さん
「きょうもうちのお店、昼の営業で9割のお客さんが女性だったんですよ」
確かに、街頭インタビューでも…
新潟市北区の20代
「新潟って、女の子同士でもラーメン屋さんに入りやすいなと思っていて、女子同士でも遠慮なく、本当はガッツリいきたいけどみたいな気持ちがある」

オシャレだけどガッツリ食べられたり、ヘルシー志向だったりと、お店の幅も広がっています。老若男女に愛されるところも、ラーメン消費量が多いところに繋がっているのかもしれません。
一方、田村教授は『ラーメンの特別感』についても話します。
長野県立大学 田村秀 教授
「外で『ちょっと家と違うものを食べたい』というのは恐らく万国共通だと思うんですね。その中で、やはりこの風土に合ったラーメンが新潟市民のソウルフードとして根付いてきたんだと思います」

自宅で作るのが難しいラーメンは、コストや時間、種類をとっても外食にはぴったりで、寒い地域で暮らす一人一人のニーズに合ったグルメなのかもしれません。