パレスチナ自治区ガザの和平計画「第1段階」としてイスラム組織ハマスは拘束していた生存している人質全員を解放しました。喜びにわくイスラエルのテルアビブから中継です。
ハマスはきょう、生存する人質20人全員を解放しました。このうち1回目に解放された7人は2年ぶりとなる家族との対面を果たし、現在は健康状態の確認などが行われているということです。
私がいるテルアビブの通称「人質広場」には市民が多く集まり、設置されたモニターに映し出される解放の様子を見つめています。市民からは頻繁に歓声が上がり、さながらお祭り騒ぎのような状況で、イスラエルではきょう国全体がこうした雰囲気に包まれています。
歓喜に沸くイスラエルですが、一方で今後の和平への道のりは決して平坦なものとはいえません。そもそもこの和平計画は、先月末に発表されてからわずか10日ほどで合意に至るなど、事態が一気に急転したものです。裏を返せば、煮詰まっていない状態で走り始めたという側面も否定できません。
今後は和平計画の「第2段階」向けた交渉が始まる予定ですが、ここではガザの非武装化や、今後、ガザを誰がどう統治するのかといった、ハードルの高い課題も盛り込まれています。
さらにイスラエル軍のガザからの完全撤退に向けた流れも不明瞭で、交渉の行方次第では、イスラエルが再び停戦を破って、戦闘を再開させるといったシナリオも排除できません。
ガザでは6万7000人もの人が命を失い、多くの住人が生活基盤を破壊されたなか、恒久的な停戦を実現することができるのか、ここからが正念場と言えます。
注目の記事
「この世の終わりのようだ」オーストラリアの空が血のように赤く 一体なにが?

能登半島地震で妻子4人亡くした警察官 44歳の再出発 「制服を脱ぎ、ギターを手に」

「小学生が両親と自転車でお出かけ、どこを走れば良い?」4月からの青切符導入で変わるルールと反則金【Nスタ解説】

はみ出して追い越してもいい? 山中の道路に現れた謎のセンターライン 誰も正解にたどり着けず…警察に聞いてみると意外な回答が

「妹が勇気をくれる」ダウン症の妹の自立と成長を綴り文部科学大臣賞 小6の姉が作文に込めた妹への”尊敬”と”支えの形” 広島

「そんなドジはしない」整形と偽名で逃亡した福田和子 時効まで残り1年、背水の陣の警察が放った日本初の“懸賞金”【前編】









