原発再稼働をめぐり今月末以降に示される花角知事の判断。自民党県議団が知事が判断を示した後に県議会で議論するよう求める旨の議案を提出する方向で調整していることがわかりました。
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり地元の同意が焦点となる中、花角知事は県民意識調査の結果がまとまる今月末以降に自らの判断を示すと同時に、県民の意思を確認する手法を明らかにするとしています。

自民党県議団が「知事が判断を示した後に県議会に諮るよう求める」という内容の議案を現在開かれている9月議会に提出する方向で調整していることが関係者への取材でわかりました。

知事と市長村長との懇談会で県議会での議論を求める声が上がっていたことを背景に、知事が議会にボールを投げやすくする狙いがあるということです。

自民党県議団は他の会派からも理解を得たうえで議案を提出し、議会最終日の採決で可決させたいということです。
