新潟県が推し進める、新たな観光スタイル「雪国リトリート」。
“雄大な自然の中で自分と向き合い、ゆったりとした時間を過ごす旅のスタイル”ということですが、一体どんな旅行なのか。新潟県魚沼市で開かれた体験会に密着しました。

魚沼市守門地域に集まってきた雪国リトリートの参加者たち。
旅のはじめは、輪になって自己紹介から始まります。
「奥只見郷ネイチャーガイド、尾瀬ガイドをやっています」
「現在、十日町の地域振興局の地域振興グループというところで勤務しています」
体験会に参加したのは、およそ20人です。今回の「リトリート」という旅行のコンセプトについて、体験のコーディネーターを務める柳沼翔子さんに聞きました。

「雪国リトリートの場合は、日常から一歩引いて何をするのかというと、本来の時間を取り戻す時間」
「リトリート」とは、豊かな自然の中で日常生活から離れて自分と向き合い、ゆったりとした時間を過ごす新しい旅のスタイルです。
雪国・新潟で売り出していこうと新潟県南魚沼地域振興局が中心となり2021年に始まりました。県が旗を振って売り出していくという、今までに例のない挑戦です。