ものづくりのまち・燕三条地域に1万人規模の巨大音楽フェスがやってきます。
その名も『燕三条ジャパンフェス』。
「ミズベリング三条」を会場におよそ1万人規模で10月28日に開催されます。
主催者の一人はモデルの益若つばささんで、開催のきっかけは「燕三条を盛り上げたい」という熱い思いでした。
巨大フェスに出演するのは、日本のロックバンドindigo la End、ティックトッカーのMINAMIさん、そしてアメリカの歌手アロー・ブラックさんら、8組の人気アーティスト。燕三条地域に、そうそうたるメンバーがやってきます!
歌声と歓声が鳴り響くこの『燕三条ジャパンフェス』は、モデルで雑誌の編集長も務める益若つばささんや、燕三条地域で“ものづくり”の工場「ドッツアンドラインズ」を経営する齋藤和也さんらがつくる「実行委員会」が企画しました。
【TOKYODOT編集長 益若つばささん】
「すごく大きなチャレンジかなと思うんですけど、燕三条に住む方たちも主役になれるようなものが何かできたらなと」
【ドッツアンドラインズ 齋藤和也代表】
「自治体からは誰一人反対されることなくすごく喜んで『やってください!』と。『若者が遊べる場所がすごく少ないよね』とか『若者がいなくなったよね』とか『自分たちの孫もどっか行った』とか悲しそうに話す人が多くて、ものづくりと、いろいろと掛け算しながらやらせてもらえるというのが、世界でも初めての特別のカタチになるんじゃないかなと」
益若さんが編集長を務める雑誌『TOKYODOT』の取材で“ものづくり現場”へ行ったのがフェス開催のきっかけとなりました。
ここで齋藤さんと出会い、ものづくりの担い手不足や人口減少の課題を知り、どうやったら解決できるかを考えたそうです。
そうして生まれたアイデアが、燕三条の名を全国に知らしめる「音楽フェス」の開催でした。
【TOKYODOT編集長 益若つばささん】
「燕三条って世界に通用するようなこんなにすごいプロダクトを作っているんだよということを、これをきっかけに広げていけたらなって思います」
【三条市 滝沢亮市長】
「みんなでこの地域を楽しめる、そしてこの地域に自信を持てる、燕三条という地域を自慢できる、最高の機会になるかなというふうに思っています」
フェス会場では、燕三条の「ものづくり職人」たちが作ったタンブラーやコップなどのグッズ販売も行われる予定で、燕三条地域が1万人の観客で賑わう日が今から楽しみです!