新潟市はマイナンバーカードに関する国からの補助金について事務的なミスによりおよそ470万円が交付されなくなったと発表しました。全額、市の負担となります。

ミスがあったのはマイナンバーカードの交付事務にかかった経費に対して国から交付される補助金の昨年度分です。

正しく申請すれば国からおよそ6億2700万円が交付されるはずでしたが、一部の経費を計上し忘れたため470万円分が交付されなくなりました。

この分は全額、新潟市の一般財源で負担するということです。

4月の申請の時点では、まだ支出していなかった3月分の経費の一部について職員が計上を失念したためで、チェックも不十分だったとしています。

今後は具体的な作業手順を盛り込んだマニュアルを作成するほか、複数の職員で最終確認をするなど、再発防止策を徹底していくとしています。