新潟県佐渡市の北鵜島集落で16日、豊作を願う伝統の『車田植え』が行われ、地元の子どもたちも“田植唄”を歌い参加しました。

早乙女と呼ばれる3人の女性が、田んぼの真ん中に苗を植えます。

畔では「植えた車田は穂に穂に下がる」と田植唄を歌い続けるのが習わしで、地元の内海府小学校の児童4人と中学校の生徒6人らが練習の成果を披露しました。

早乙女は唄に合わせて後ずさりしながら、神が田に降りる時の目印として渦を描くように苗を植えていき今年の豊作を願いました。

【中学生】
「よくできました。大きな声で歌えたので良かった」

【新発田市からきた人】
「伝統の重みをすごく感じ取る。歌の中にもとても力強いものがあって、佐渡はますます発展していくのでは」

『車田植え』は、国の重要無形民俗文化財に指定されていて、今後も地域で伝統を守り続けていきます。











