新潟県内では3日夜から4日朝にかけてもクマの目撃情報が相次いでいます。
山沿いのエリアを中心にクマが多く出没していて、警察や地元の自治体が注意を呼び掛けています。
警察によりますと、3日午後10時10分ごろ、南魚沼市津久野下新田の田んぼにクマ2頭がいると目撃者から警察に通報がありました。クマは体長1メートルほどと体長不明の2頭で、住宅のある方向に逃げて行ったということです。
また南魚沼市滝谷でも4日午前6時10分ごろ、県道を横切る体長1メートルほどのクマが目撃されたほか、五泉市や阿賀町でもクマの目撃情報があるということです。
今年、新潟県内では2300件以上の出没情報が寄せられていて、12人がクマに襲われけがをしています。新潟県は以下の点に注意するよう呼び掛けています。
○ 地域のクマ目撃情報を確認し、クマのいるところには近づかない
○ 複数で行動し、ラジオや鈴など音の鳴るものやクマ撃退スプレーを携行する
○ クマの活動が活発な早朝や夕方の入山を避ける
○ クマのエサとなる生ゴミや不要となった果樹(柿、栗など)を適切に処分する
○ クマに出会ったときは慌てずにゆっくり後退する
○ クマに襲われた場合、地面に伏せて頭・首・腹を守る(両手で首の後ろをガード
する)
					

  







