新潟県胎内市の養鶏場で3日に確認された高病原性鳥インフルエンザの疑いについて、検査の結果、陽性が確認されました。県はおよそ63万羽の処分に向けて作業を進めています。

県によりますと、胎内市の養鶏場で3日、ニワトリ70羽が死んでいるのが見つかり、県が簡易検査を行ったところA型インフルエンザの陽性が確認されました。

遺伝子検査の結果4日午前8時、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されたということです。
北海道の養鶏場での2例に続き今シーズン全国3例目、県内では野鳥も含めて初めての確認となります。

この胎内市の養鶏場ではおよそ63万羽を飼育していて、県は処分に向けて作業を進めているほか、周辺地域に消毒ポイントを設置し、関係車両の消毒を行っています。処分は16日までかかる見込みです。