角栄氏が実権を失った昭和62年(1987年)以降、10年間で10人の県選出議員が次々と入閣し「大臣常連県」になりました。

2人同時の入閣もありました。

「農林水産大臣、佐藤隆」「総務庁長官、高鳥修」

日米牛肉オレンジ交渉に尽力した佐藤隆 農林水産大臣、そして経済企画庁長官なども歴任した高鳥修 総務庁長官に…

村山達雄 大蔵大臣(当時)
「これから日本が何をやらんくちゃならんかという道筋は大体はっきりしてるから、それに合わせて財政金融政策を展開していくと」

竹下内閣で消費税導入に関わり、「税の村山」の異名をとった村山達雄 大蔵大臣。

渡辺秀央 郵政大臣(当時)
「地域社会の発展とか、あるいはまた国際社会への貢献、こういう問題を捉えて、これから努力してまいりたい」

中曽根康弘 元総理の秘書から政界を駆け上がった渡辺秀央氏は郵政大臣として宮沢政権を支えました。