にいがたの“秋の味覚”、食用菊の『カキノモト』の季節がやってきました。

鮮やかな淡紫色で咲き誇る食用菊・カキノモトが旬を迎え、新潟県内出荷量の8割を占める新潟市南区の白根地域では、いま出荷のピークを迎えています。

カキノモトの生産者は年々減少し、白根地域では現在22人で栽培していますが、夏の暑さや9月に雨が続いたことで、2025年の出荷量は2万7620kgと、例年よりやや減少しているということです。

茹でて醤油やポン酢で食べるのが定番ですが、マヨネーズを使ったあえ物や天ぷらもおすすめだそうです。

【JA新潟かがやきしろね かきのもと部会 細貝洋一 部会長】
「意外と、この時期にないと寂しいかなという品物だと思いますので、一年に一回この時期に“しろねのかきのもと”を味わっていただければと思っております」

ほのかな香りと共にシャキシャキとした歯ごたえも楽しめるカキノモトの出荷は、11月中旬まで続くということです。