分別したプラスチックごみを再利用するには、プラスチックを細かくして塊にする必要があります。

まず機械に投入されたプラスチックごみの袋を破き、磁石で金属などを取り除きます。

ただ、取りきれなかった大きい金属類や再資源化できない汚れたプラスチックを取り除くためには“人の手が必要”で、実際に今回の試験回収でもハサミやタンブラーなどが見つかっています。

歴世礦油 環境事業部 新潟資源リサイクルセンター 小熊聡 所長代理
「やはり受け入れ量に対して、10%ほどに異物の混入があります。鉄類、あとライターの危険品、あと汚れたプラスチックなども入ってきます」

新たな分別区分で期待できるCO2の削減。
ただ、施設の建設費などが課題となっていて、国が目指す循環型社会の実現にはまだまだハードルがありそうです。