新潟市は、現在“焼却処理”しているプラスチックごみを『資源ごみ』として回収する試験を、市内の一部地域で10月から始めました。
一方、新潟県内ではプラスチックごみを『燃やすごみ』として扱っている市町村もあります。なぜ対応が違うのでしょうか?

新潟市北区のゴミステーションに出されたカゴや風呂用の椅子。
新たに『資源ごみ』として分別されたプラスチック製品です。

新潟市は現在、主にプラマークがついた食品容器などの「プラマーク容器包装」を『資源ごみ』として回収していますが、プラマークがついていないポリタンクやハンガーといった「プラスチック製品」は『燃やすごみ』として回収しています。

こうした中、10月から中央区や北区の一部で、長さや厚さによって例外はありますが、すべてのプラスチック製品を『資源ごみ』として回収する試験を始めました。

背景にあるのが国の方針です。

新潟市 循環社会推進課 宮崎信弥 課長補佐
「令和4年(2022年)に制度が改正され、現在焼却しているプラスチックも再資源化ということで、何かしらの他のものに変えるということが市町村に義務づけられたことから、新潟でも取り組むこととしております」