およそ34万6500人。
これは2023年に全国の小・中学校で不登校だった児童・生徒の数です。
不登校の経験を乗り越え、学校に通い始めた高校生がいます。彼を支えた居場所、そして同じく不登校で悩む若者に、彼が伝えたい思いとは?
新潟市秋葉区にある『VIVID SKATE SCHOOL(ビビッドスケートスクール)』です。
佐藤秀哉さん(17)は小学校5年生の時、このスクールに通い始めました。

明るく、笑顔が印象的な佐藤さん。
休憩中には、最近習い始めたというダンスも披露してくれました。
佐藤秀哉さん
―点数をつけるとしたら?「20点くらいですかね」

そんな佐藤さんを見守るのは、スクールの代表・高橋卓さんです。
高橋さんが見せてくれた1枚の写真。
肩を組んでいるのはスクールに入ったばかりの佐藤さんです。このころの佐藤さんに笑顔はありませんでした。

高橋卓 代表
「まあ、最初は暗いんですよね。『こいつ、なんでしゃべらない?』って思っていました。でも、スケボーは一生懸命だった記憶があります」
佐藤秀哉さん
「友達関係とかで悩んじゃったりして、友達が冗談で言ったこととかを真に受けたりとかが多かったかなと」










