日の出とともに出発し、山を上って5時間。
杁差岳や門内岳など、北飯豊の山々へ続く『足ノ松尾根』の標高1400m地点で4日、登山道の保全作業が行われました。

この作業は、新潟市の総合建設コンサルタント会社・キタックの社会貢献事業の一環として行われたもので、キタックと山岳会のボランティアが、崩れた登山道を修復します。

【山形大学農学部 菊地俊一准教授】
「見た目的にもできるだけ自然に近い形で持続できる登山を目指し、道直しをしている」
【キタック 戸貝直樹さん】
「これまで山岳会や有志の方々が登山道整備をしてきたが、人が減り資金的にも厳しくなっていく。少しでも地域の会社としてお手伝いしていけたら」

このような山を愛する人々の保全作業で、登山道は維持されています。