「予測は難しい」
「危機感を一段高めて対応してもらえた。新潟で記録的な雨となった所もあるので、決して“外れた”とは考えていない」
「予測情報が発表されたら“危機感”を一段高めて、避難経路やハザードマップなどを改めて確認して備えていただきたい」

新潟地方気象台の土田覚主任予報官は、線状降水帯という“キーワード”を使った予測情報を発表した意義はあったと振り返ります。
8月6日に予測情報が発表された新潟県では、結果的に線状降水帯は発生しませんでしたが、佐渡市を中心に県内各所で大雨被害が確認されています。
このように、実際に線状降水帯が発生しなくとも『線状降水帯発生情報』が発表された段階で大雨が降ることはほぼ確実ですので、状況に応じて“迷わず速やかに避難”できるように備えを確認するという「危機感」を持つことが重要です。
