「写真で日本への興味を掘り起こしたい」


新潟市の男性が、世界最大規模の写真コンテストのアマチュア部門で『最優秀賞』を受賞しました。


世界に認められたのは…雪をかぶる雄大な自然の中で鉄橋を渡る列車の姿を写した『只見線の冬』です。


撮影したのは新潟市中央区の亀山岳史さん。活動歴15年のアマチュア写真家です。


【アマチュア写真家 亀山岳史さん】「天候、風、光の当たり具合、雪が降ってるとか…全てが、条件がそろった瞬間だったので、画面で確認した時は思わずガッツポーズするようなうれしさがありました」


亀山さんは一般企業に務める傍ら、家族や季節の移ろいなどを幅広く写真におさめています。

そんな中、この『只見線の冬』が世界最大規模の写真コンテスト『インターナショナル・フォトグラフィー・アワード』のアマチュア「自然」部門で、最優秀賞を受賞したのです。


【アマチュア写真家 亀山岳史さん】「夜中の2時に家を出て、現場に着いたのは4時か5時くらい。足踏みしながら、カイロを体中に貼りつけながら、ずっと待つ、ただひたすら待つ、という状態でした…」


寒い寒い冬の、冷たい冷たい未明の空の下で、3時間ほど待ち続けてようやく出会えた光景だったと、亀山さんは話してくれました。


【アマチュア写真家 亀山岳史さん】「日本の景色が世界に認められたという“うれしさ”を思いました。今後も写真を続けて、日本の魅力をさらに掘り起こしていきたいなと思ってます」