冬を迎える準備が始まっています。雪が降っても道路を安全に通行できるように道路上の雪を溶かす消雪パイプの点検作業が長岡市で始まりました。


長岡市坂之上町で始まった消雪パイプの点検作業。13日は、およそ500メートルの区間で職員20人が、工具を使ってパイプの穴を一つ一つ確認。中の錆や砂などの汚れを取り除いて水量の調節を行いました。

1961年に全国で初めて新潟県長岡市に設置された消雪パイプ。
市内で配置されている消雪パイプは延べ1000kmにも及び、作業は11月下旬まで行われる予定です。


【長岡市道路管理課 石黒昭弘課長】「市民の皆さんの安全安心の通行を確保するために日々点検修繕を行っています。交通の支障がないように消雪パイプを稼動させていきたい」


長岡市は消雪パイプの水量を確保するために、各家庭での節水をお願いしたいとしています。