新潟市で電気工事や家電製品の販売を行っていた『込山電機』が破産しました。
販売不振が原因とみられています。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、1967年に創業した『込山電機』は、新潟市西蒲区曽根で主に太陽光発電設備や“エコキュート”の設置工事などを手掛け、2014年9月のピーク時には1億5214万円の売上高を計上していました。

しかし、太陽光発電の売電価格の下落や大手業者の参入などが重なり売上は減少。
2024年9月期の売上高は約1600万円にまで落ち込むとともに、損益も赤字の状態が続いていた模様です。
また、代表者が高齢となり債務の返済も困難となったことから、4日に新潟地方裁判所から破産開始の決定を受けたものです。

負債総額は6700万円で、東京商工リサーチでは、新潟県内で180件目となる「新型コロナウイルス関連破綻」だとしています。