気温が連日上がるなか新潟県魚沼市の山あいでは27日、“雪崩”が発生しやすい場所を専門家らがパトロールしました。

今回の調査は、先週この地域周辺で雪崩が起きたことや、連日の気温上昇を受けて行われました。専門家と新潟県の職員は道路沿いの斜面でドローンを飛ばし、雪崩の予兆となる雪庇の大きさや斜面の雪の“ひび割れ”などを調査しました。
【雪氷防災研究センター 上石勲特別研究員】
「来月の頭にまた雪が降りますので、こういう気温が下がったり上がったりというのは、雪崩が発生しやすい条件になりやすい」
新潟県内は27日も気温が上がり、最高気温は糸魚川市で10.2℃・佐渡市相川で9.7℃・新潟市秋葉区で9.6℃など、各地で3月上~中旬並みの気温となりました。

また、28日の最高気温は、上越市高田と佐渡市相川で8℃・新潟市中央区で7℃などと予想されていて、引き続き雪崩に注意が必要です。