「今、助けられました。子供です」

地震によって、親子3人が乗った車が巻き込まれた長岡市妙見町の土砂崩れ現場。
母親と女の子は亡くなりましたが、2歳だった男の子が92時間ぶりに助け出された『奇跡の救出現場』です。

いまはメモリアルパークとして整備され、献花台も設けられています。

【80代】
「土砂崩れがある5分前にここを通ったんですよ、それでここにいつもお参りに来るんです。もしかすると、私も巻き込まれたかも分からなかったものですから…」
【60代】
「今が平和だったりすると忘れがちになるんですけど、こうやってその日が来た時に新たに思い出して、この何事もない生活のありがたさをやっぱり思ってしまう」

アオーレ長岡でも、深沢小学校の子どもたちが防災授業で学んだことを発表していました。

地震から20年がたち、記憶と教訓の継承がますます重要になっています。