新潟市では、JR新潟駅から古町地区までを『にいがた2km』と位置付け、にぎわいづくりに取り組んでいます。
その“始点”となるJR新潟駅は、整備が進み新たな人の流れを生み出していますが、その“流れ”が古町まで届いていないと松崎さんは感じています。

【古町まちづくり株式会社 松崎利春 取締役】
「目的地がないと人は動かないので、新潟市として古町にある程度の目的を持って来れるようなものを用意していかなければ…。駅から人を出さないと、地域経済としては駅の方で全部集積が終わってしまう」

古町夜市を企画する永井さんも、『西堀ROSA』を復活させて新潟駅前からの“人の流れ”を生み出したいと考えています。

「“新潟2km”は当然古町まであるわけですから、端から端までしっかり盛り上がるような動線づくり…。なかなか難しいですけど、めがけていける、楽しんでいけるような、魅力ある場所になるといいな」

生まれ変わる西堀ローサ。
古町に人を呼び込む『目的地』に再びなれるのかどうかが注目されます。