豪雨が心配となる季節。日本のあちこちで線状降水帯の情報も発表されています。
新潟県の県北地域でも、2022年には発達した雨雲が停滞し続ける『線状降水帯』が発生し、被害を拡大させました。
このとき関川村下関で降った雨は1時間に149mmで、これは新潟県内で過去最大、日本国内でも過去6位の雨量です。

では『1時間に150mm』の雨量とは一体どんな雨なのでしょうか?
国土交通省の北陸地方整備局北陸技術事務所(新潟市西区)で、実際に体験をしてみました。

気象庁では、1時間に10mm以上を「やや強い雨」、20mm以上を「強い雨」、30mm以上を「激しい雨」、50mm以上を「非常に激しい雨」、としています。

北陸技術事務所の降雨体験装置は、1時間に10~180mmまでの雨を体験することができるそうですが、まずは「1時間に50mm」の雨から…。

「かなり大きな音を立てて、大粒の雨が降り続いています」

他の人の話し声も聞きづらく、50mmでも『非常に激しい』のがわかりますが…