新年度が始まって1か月がたった頃から気力がなくなり体調を崩す『五月病』には、どんな兆候があるのでしょうか。
また、自ら命を断つ人が一番多いのも5月です。

どんな対策があるのか、新潟市中央区の心療内科で専門医に伺いました。
【万代メディカルクリニック 茂木崇治院長】
「五月病とは医学的な病名ではなく、5月の連休後に軽いうつ的な気分に見舞われる、いわゆる適応障害のこと」
適応障害とは、日常的なストレスに上手く対応できずに、不安・焦り・抑うつ症状などが出てしまう状態のことです。

「眠れない、意欲がわかない…。脳の充電が減っているような状態になりますので、それがうつ状態に進行していくことは大いにあり得る」
新潟県のまとめた「月ごとの自殺者数」でも、1年の中で最も多いのは5月。

『五月病』は、責任感が強く、完璧を求める人がかかりやすいそうです。
予め防ぐことができるのでしょうか?