『フレイル』という言葉をご存じでしょうか?
加齢とともに心身の活力が低下し、要介護状態となる危険性が高くなった状態をいう『フレイル』。制限のない日常生活を送る“健康寿命”について考えるとき、このフレイルを予防するための「運動・食事・交流」が効果的と言われています。

このフレイル予防3要素の“全てを備えた”図書館施設が新潟市北区にできました。
新潟市北区に3月にオープンした図書館『なかまちBase』。
コンセプトは「一生通える図書館」です。
『なかまちBase』には、子どもが好きな絵本も含め幅広い世代の人が楽しめる本が並んでいますが、別の棚には意外なものが…。
「こちらは握力計で、こちらは血圧計。血圧を測ると同時に心電図も測れるという機械になります…」

他にも、ダンベルや、体幹トレーニングに使うゴムバンドなど、普通の図書館にはない物がズラリと並び、しかも、管理栄養士からの食事指導も受けることができるんだそうです。
【街のチーム医療ぱれいど 小林利道代表】
「健康に生きていくために必要な三つの要素「運動・食事・交流」、この三つが全てワンストップで実践できる場所になっています」