西新潟中央病院の松山菜穂医師は、『睡眠時無呼吸症候群』になりやすい人には特徴があると指摘します。

「年代的には中高年の方、女性よりは男性に多いと言われています。体格的には肥満の方ですね。体重の多い方は、無呼吸になりやすいと言われています」

肥満気味の人は、脂肪が気道を圧迫することで、寝ている間の呼吸がしにくくなります。

そして気がかりなのが、本人は眠っているために、症状が出ていても自分で気付きにくいこと…。

「自分では思ってないけど、ご家族が心配して『検査受けて』と言われてという方も多いですね」

大きないびきや無呼吸を繰り返すなどの症状に、家族が気づくことが重要です。

また、十分眠ったのに「眠った感じがしない」といった自覚症状があったら要注意だそうです。
運送会社や鉄道会社などでは、健康診断で定期的に検査をしていて、そこで異常が見つかるケースもあるということです。