健康寿命を延ばすための取り組み『にいがたケンジュプロジェクト』

睡眠中に呼吸が止まってしまう『睡眠時無呼吸症候群』。
本人はなかなか気付きづらいこの病気に、何か対策はあるのでしょうか?

睡眠時無呼吸症候群の治療に長年携わっている、西新潟中央病院の松山菜穂医師によりますと、眠ったつもりなのに疲れが取れない以外にもさまざまなリスクが増すそうです。

「日中の過眠症状ですとか、疲れが取れないですとか、集中力が低下するというようなことがよく見られます」
「無呼吸症候群のある方は、高血圧を発症する方は、正常者と比べて2倍のリスクがあるですとか、心疾患は3倍のリスク、脳卒中、脳血管障害のリスクは4倍というふうに言われています」

睡眠不足から日中にも眠ってしまったり、からだのだるさどの症状を引き起こしたりして、判断力が低下し交通事故につながる場合も…。

さらには、血中の酸素不足により、脳卒中などのリスクも高くなります。