『渡るよサイン』
警察によりますと、横断歩道を渡るときに、手を挙げるなどして『渡ります』という意思表示をすることが有効だそうです。
悲惨な事故を減らすためにも「歩行者からドライバーへ合図を送ることも大事」としています。
【新発田警察署 渡辺寿智署長】
「道路を渡るんですよという意思表示を、手を挙げる手を挙げるのが恥ずかしければ、しっかりドライバーの方を向いて『わたるんです』という意思表示を、ドライバーにして頂きたい」

新潟県警は2月に、県内にある信号機のない10地点の横断歩道でおよそ1時間検証。
その結果…
横断歩道を渡る際に何もしない場合では、一時停止した車の割合は48.1%。
一方で『渡るよサイン』を示した場合は、停止率が82.3%まで大幅に高くなったということです。

自分の命を守るためには、歩行者もこうした『渡るよサイン』の意思表示を実行したほうが良さそうです。
とはいえ、ドライバーが交通ルールを守ることが大前提。
事故を起こさないためにまずは「ドライバーが交通ルールを守り、事故を減らす認識を持つこと」が求められています。