宮下県政の重要項目のひとつ、教育改革の分野が動き出しました。
青森県教育改革有識者会議が開かれ、8月28日ごろから県内の教職員や保護者の声を把握するためのアンケートをはじめる方針が示されました。

22日は県教育改革有識者会議の最初の会合が開かれ、宮下宗一郎知事から委員たちに委嘱状が交付されました。

このあとオンラインで参加した委員も含めて学校行事を減らすといった教員の業務分散やDXを活用した教育の方向性など、2時間近くにわたって意見を交わしました。
※県教育改革有識者会議 大谷真樹議長
「もう放置できない本質の課題もありますので、理想と足元の両にらみで議論を進めていきたい」

また、有識者会議では改革に向けて県内の教職員約1万1000人と保護者の声を把握するためのアンケートを8月28日ごろに開始する方針を示しました。
※宮下宗一郎知事
「この会議をきっかけに大きく変わるのではないかということで、自分自身もわくわくしていますし、本県の様々な教育課題についても十分に議論も深めてもらって一定の解決策、デザインを示してもらいたい」

アンケートの結果は9月25日ごろにも公表され、有識者会議ではこの結果も踏まえながら議論を重ね、来年1月中旬ごろに知事に提言します。その上で宮下知事は、今年度中に新たな教育大綱を策定することになります。

