訃報です。
クレヨンで描いた独特の温かみがある作品が人気の青森市出身の画家・孫内あつし さんが1日に亡くなりました。84歳でした。
遺族によりますと、孫内あつし さんは1日、東京都内の入所している施設で亡くなったということです。84歳でした。
孫内さんは青森市で会社員や飲食店の経営をしたあと、1993年、52歳の時にプロの画家として活動するため上京しました。
30色以上のクレヨンを塗り重ねた彩り豊かな作品が人気を集め、国内外で展覧会を開きました。
2009年には黒石市の廃校になった小学校「お山のおもしえ学校」にアトリエを設け、1年のうち数か月間は滞在しました。その後、パーキンソン病が進行したことで東京で生活することが増えましたが、2019年に黒石で大規模な個展を開きました。
孫内あつし さん(当時78歳)
「楽しく自分の心を躍らせる感覚で描いている」
孫内さんはアトリエを引き上げるのにあたり、黒石市へ作品を寄贈していて、2025年10月には高樋市長が孫内さんへ感謝状を渡していました。
孫内さんの葬儀は、親族のみで執り行うということです。












