定例県議会の一般質問が12日始まりました。宮下知事は「県民の暮らしと向き合うための最も大切な時間」とする議会で議員とどんな論戦を繰り広げたのでしょうか。
初日の12日は4人の議員が質問に立ち、自民党の山谷清文議員と新政未来の田名部定男議員の2人が、宮下知事の県政運営の基本姿勢を質しました。
※宮下宗一郎知事
「私が目指す青森新時代は知事が県民一人一人に直接向き合い、県民の意見が県政を大きく動かく可能性がある時代です。県民の代表である県議会議員のみなさまともしっかりと議論を重ね、連携を図っていきたいと考えております」
宮下知事が掲げる教育改革を進めるにあたり、知事参与から提言を受ける意義を問われる場面もありました。
※宮下宗一郎知事
「まず現場の教員がしっかりと子どもたちに向き合う環境を作らなければいけない。その現場の余力がなければ、新しい教育はできないんだと」「子どもたちの未来だけを考えて様々なことを現場に押し付けた結果、現場の教員が子どもたちに向き合えない環境になれば本末転倒になりますから、改革の方向性としては子どもたちの未来と現場の教員の子どもたちに向き合うしっかりとした時間を確保していく、有識者会議で議論を進めていきたいと考えております」
初日ということもあってか再質問もあわせて67問中6割近い40問を自ら答弁した宮下知事。13日も4人の議員と論戦を交わします。