4月1日から、約11か月ぶりにレンタカーの営業が再開されました。津軽半島周遊観光のひとつの手段として、地元の人たちは大きな期待を寄せています。

本州最北端の新幹線駅=北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅。4月1日に営業を再開したのがレンタカーです。地元・今別町からの強い要望を受けて実現しました。

※今別町 阿部義治町長「駅に来た場合、自分で運転して津軽エリアを回りたいとなれば、レンタカーですよね」


2016年3月に開業した奥津軽いまべつ駅。当時、観光客から人気を集めていたのがレンタカーでした。当初は2台体制でしたが、予約が相次ぎ繁忙期には4台が配備。1か月で延べ100台程度の利用があったこともありました。

しかし、歳月を重ねるにつれて開業効果も薄れたうえ、コロナ禍にも直面。駅の乗車人員は2016年度は1日平均35人でしたが、21年度には20人にまで落ち込みました。
こうした状況を受け、奥津軽いまべつ駅のレンタカーは2022年5月の大型連休明けから休止することになります。ただ今別町側の思いは強く、アフターコロナに向けてもう一度、レンタカーを整備できないかJR東日本レンタリースへ要望しました。

※JR東日本レンタリース新青森営業所 平山香織所長「休止したあとも新青森の営業所には今別でレンタカーやっていないの?と、いろいろ問い合わせが来ていたので今回再開できてよかった」
